1日のスケジュールなど消化器内科の看護師が知っておくと良いことを紹介

消化器内科の看護師は、内臓に疾患を抱えた患者の治療やケアをするのが仕事です。消化器内科で働く看護師の1日のスケジュールや、キャリアプランはどのようなものでしょうか?

消化器内科で働く看護師の1日は、申し送りから始まります。申し送りの後はラウンドです。ラウンドでは、環境整備・バイタル測定・点滴交換などを行います。環境整備は、患者が病室で少しでも快適に過ごすために欠かせません。おむつ交換も大切な業務です。

午前中の業務が終わると、昼食の時間です。インスリン介助も看護師の仕事です。患者が昼食を取る時に、同時に看護師も昼食を食べます。ランチタイムが終わった後は、バイタル測定や点滴交換をし、病棟ラウンドを行います。夕方16時頃に申し送りをし、カルテ記録を残せば業務終了です。

消化器内科は、あらゆる臓器について扱うため、幅広い知識や経験が身につきます。そのため、他の診療科に転科する時にも、身につけた知識を活かすことができます。同じく臓器を扱う消化器外科・循環器科・腎臓内科・血液内科などの診療科に転科することができるでしょう。

消化器内科で働く看護師は、新人のうちは覚えることが多いため大変なことでしょう。勉強のコツは、全体のつながりを意識して勉強することです。疾患と薬を結びつけることは難しいでしょう。最初は疾患から学び、次に疾患の治療法や薬を学ぶと良いでしょう。働いているうちに、別々に覚えた知識が線のようにつながります。